[かぶ] 気に入っているだけに、既に余命宣告をされているようでそれがまた寂しくもあるASUS ZenWatch 3(WI503Q)。

現在毎日愛用中のスマートウォッチ、ASUSのZenWatch 3(WI503Q)、今までの「頑張ってはいても、やはりスマートウォッチ」に過ぎなかった(=腕時計ではなかった)物足りなさも、今回のZenWatch 3ではそれなりに頑張っていて、3〜4万円の腕時計と考えても十分に綺麗な仕上げの「腕時計」だと感じています。実際に、一日の中の色々な場面で思わず「あ、綺麗だな」と思う瞬間があって、そうした発見が嬉しかったりもします。

[1379-201612] ASUS ZenWatch 3(WI503Q)レビュー。まずは機能より大切な腕時計としての魅力を考えてみる。 | Life Style Image
ASUSのスマートウォッチの新作、ZenWatch 3(WI503Q)を入手しました。発売日以降、ネット、店頭ともに在庫がなかなか無く、実物を実際に見ることもほとんど出来なかったのですが、先日参加させて頂いたASUSのイベントにてようやく実際に見ることが出来ました。 今週に入ってようやく少しずつ再入荷してきているようでしたので、急いで入手。数日使っていますが、大変気に入っています。そこで、これから使っていく中で感じたことをその都度書いていきたいと思っています。 今回はスマートウォッチ以前にまずは腕時計としての魅力を考えてみたいと思います。 例えスマートウォッチであろうと、日々身につけるモノであることに変わりはありません。その点に魅力がなければ問題外です。 そこで今回はスマートウォッチとしての機能面については一切触れていません。私自身がスマートウォッチに求めている機能自体が「通知」くらいであり、余分な機能を色々中途半端に付けるくらいなら、いっそ無くしてその分腕時計、普段使いのツールとして特化させて欲しいと思ってます。 今回のZenWatch 3も勿論Android Wearとしては最新作ということで色々な面で改善されてはいると思いますが、ベースは従来のAndroid Wearに過ぎません。その今まで感じていた不満な点などがどの程度解消されているか、という点は確かに気になるのですが、今回はそれよりも、まずは身につけるモノとしての腕時計としての魅力について見ていきたいと思います。 たった数日でも、「いいな」と思う瞬間が偶然訪れる、普通に良い腕時計。 カタログ上のサイズは直径45mm、スマートウォッチだから、といって格別大きい訳ではありません。最近は腕時計も従来の36~38mmから少しずつ40mmオーバーが普通になってきていますし、その傾向から考えればむしろ直径自体よりも文字盤やその他ケース仕上げとのバランスが大きく影響してきます。 ベゼルの太さは4mm(うち半分2mm部分で角度を付けています)、文字盤(液晶)自体は直径34mmをほぼフルに使えます。円形による中に表示される通知等の文字の見にくさは若干ありますが、腕時計と考えれば非常に綺麗なバランスかな、と思います。

とはいえ、やはり腕時計にはなり得ず、これはやはりスマートウォッチという特殊な製品だな、と感じるのは、そのソフトウェア面での複雑さとわかりにくさ、でいながら中途半端に色々と出来そうな気がする、という選択肢の多さが、却って一般の人にとっては取っつきにくく、使いにくくさせていると思うからです。私自身は趣味でもあるのでこうしたスマートウォッチ自体楽しめていますが、これを妻に(サポートせずに)薦められるか、といえば別の話。薦めまられません。

では、腕時計として見た時にどうか、といえば、確かに魅力は感じますし、私自身気に入って使ってはいるのですが、これまた悩ましいところで、電池の持ち(1日は持つものの2日は持たない)はまだ許容出来るとしても、意外と気になるのが今回のZenWatchで採用された専用のストラップ(時計バンド)部分。これ、フィット感やデザイン性を考えてのことだとは思うのですが、汎用のストラップがそのままでは使えないのです。結果、ASUS自らがアクセサリーとして展開している替えストラップ2色x2種類しか選択肢がありません。更にいえば、ASUS自体が腕時計メーカーではないので、恐らくこのストラップのストック自体ももって1〜2年でしょう。長く使うことを恐らく想定していないと思うのです。

ということは、この製品自体の寿命が1〜2年と初めから宣告されているようなもの。予め買いだめしておけばよいのではないか、という意見もあるとは思うのですが、そもそもどれくらい在庫自体確保、生産しているのかも分かりませんし、革であろうがラバーであろうが、寿命はあります。ずっと保管しておける訳ではありません。

スマートウォッチというジャンル自体、先行き不安ではありますし、日々進歩する性能を考えるといつまでも現行のモデルが実用的でいられるかどうか、というのはまた別の問題にはなるのですが、そうした点ではまだまだ一般的にもなり得ないし、なる気もなさそうだし、これから先を考えても何となく寂しさを感じてしまう製品だな、と思います。気に入って使っているだけに、その点が余計に悲しいです。

[かぶ] ASUS ZenWatch 3のレビューに際しての、改めて私のスマートウォッチに対する想い。

2016.12.23

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