[かぶ] 膨大な量の情報の見出しを流し見しつつシェアしたりいいね!したりすることについて、改めて考えてみたら。

今朝、何となくFacebookのTLを眺めていると、ある有名な方が先日のLUSHのキャンペーンについて、ある団体が書いた内容をシェアしていました。

それに付いている色々な方のコメントを眺めながら、情報というものについてボンヤリ考えたので、それについて。

日々大量に流れてくる情報の中で。

これだけ常にスマホと向き合っていると、物凄い量のニュースや、個人の意見の「見出し」が目に飛び込んできます。もはや何が書いてあるかなんて、いちいち読んでいる気力も余裕もないので、目の前をそのタイトルが流れていきます。

きっとその間も、私の意識しないところで、それらの情報は精査されないまま、私の中では「事実」として認識されていっているのだと思います。

先日のLUSHの話に絡めて。

恐らく動物愛護系の団体がLUSHの活動に賛同の意を込めて、サメのヒレのことや、乱獲されていることについて書いているものを、その方はシェアされたのだと思います。有名な方なので、拡散も速い。多い。

で、ここで私が伝えたいのは、何もその方が間違っている、とか、正しいとか、そういうことではなく、そのシェアをフォロワーやその友人、知人が見たとき、どういう反応をするだろうか、ということ。

もちろん多種多様だろうけれど、大半の人は時間も余裕も気力もないので、なんとなく「サラッと」目を通して、内容については吟味はせず、心動かされれば、人によってはさらにシェアするかもしれません。

で、その情報って全て正しいの?

今朝はたまたま布団の中で、何となくコメントを眺める気分になっていたので、適当に眺めていたら、大半が賛同と「シェアします!」の中で、ある人が「でもここに書かれている残酷な現実の一部は、日本というよりも、他の国でのことだよね?日本の場合は少し状況が違う。でも、まるで全て日本が、気仙沼の人たちが悪の元凶のように書かれてませんか?」と。

もちろん、この方が書いたことも本当かどうかは、それまた調べてみなければ分からない。だから、情けないけれど、この人が正しいとも私はここでは書けない。

そして、このコメントに対して、幾つかのレスが付きました。

「日本がやっているかどうかが問題なのではなく、こういう乱獲が行われていること自体が既に大問題なんだ。」

本筋から外れて議論が生まれてきても…

以前書いた、放射能と従軍慰安婦の話の時にも少し触れたのですが、多分この二つの意見は、きっとこのまま平行線をたどると思います。だって、それぞれの重要だと思っている論点が違うので。

[かぶ] 美味しんぼの鼻血論争と、未だ続く従軍慰安婦の軍による関与の有無の論争に共通する違和感。

2014.06.01

極端に分けると、

サメを取ることにも、それぞれの国や場所によって、取りかたや考え方や価値観には違いがある。それを一緒くたにして、全て犯罪とするのはどうなのか?

という人と、

とにかくサメを救わなきゃ!残酷なことに変わりはない。だからどこの国がやったかなんて問題じゃない!

という人の間では、話自体が噛み合わないと思います。で、先ほどの話に戻りますが、この話題、シェアされた元になった動物愛護系の団体の書いたLUSHのキャンペーンの記事は、どの程度信憑性があるものなのでしょうか?

深く考えずに反応することに慣れてしまう内に。

冒頭にも書いたように、このニュースも、毎日の膨大な消費される情報の一つに過ぎず、それ程大げさに考える必要はないのかもしれません。

けれど、元ネタや発信源が何か、ということや、そこに発信者の主義主張が充分に入っていること、時にはそのために都合良く情報が、嘘ではないとしても多少大げさだったり、捻じ曲げられて書かれている可能性があることを、日々大量の情報を浴びていると、ついつい考えずに、そのまま受け入れていまいがちになる自分がいます。

情報化社会、という言葉も既に死語になりかけているのかもしれないけれど、そんな貴重な情報も、じっくり受け入れる態勢が取れないまま、次々に押し寄せてくると、いちいち考えることを辞めて、流すか、そのまま無意識に取り入れてしまうことになってしまう。

それが自分の考えなのか、前日のテレビでコメンテーターが言った言葉なのか、分からなくなる、なんて話もありましたが、これほど情報が溢れていると、かえって情報がほとんど入ってこない地域の人より、常に情報に囲まれている人たちのほうが、ちょっとの意図と多少の真実を巧みに交ぜて大量に流せば洗脳出来てしまうのではないか、と。

昔あったサブリミナル効果って、今みたいな常に情報を流し読みするようになった世界のほうがあり得そうで怖いな、なんて考えてしまいました。

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