[かぶ] リニューアル『クウネル』のAmazonレビューに思う。私は自分が親から貰った名前を大切なものだと思っています。

昨日辺りから話題になっている雑誌クウネルのリニューアル。

これ以上美しい「星一つ」のレビューを見たことがない 静かに荒ぶるリニューアル『クウネル』のamazonレビューが話題に – Togetterまとめ

私はこの雑誌の存在自体は知ってはいたものの、特に愛読者という訳ではなかったので内容や方向性についてはとやかく言うことは出来ません。また、それだけ愛された雑誌であるだけに、新しく編集長となられた淀川美代子さんのプレッシャーもかなりのものだったと思います。

ここ最近はこのブログでは時事ネタを書くことはありませんでしたが、今回は少々思うことがあったので、その点を触れたいと思います。

これ、「考えすぎ」とか「気にしすぎ」と思われる方も多いかもしれませんが、とても大切なことなので心のどこかに覚えておいて欲しいな、と思います。

Amazonのレビューで最も気になった文章。

kunel-amazon-review-01

このレビューの最後の部分です。「蛇足ですが。」とこの方は書かれていますが、私はとても大切なことだと思うのです。

編集長交代の発表のタイミングでしょうか、クウネルについて触れらています。でも表記間違っていらっしゃいますね、二度ほど「クゥネル」に。わざわざどうして?編集者にとって、自分の作る本は我が子同様なのかとずっと思っていましたし、タイトルを違えるなんて、ちょっと考えられないのですが。おそらく養子縁組ではなく、ビジネスパートナーなんですね。さみしいな。愛せないなら、引き受けほしくなかったのです。私はクウネルを愛しています。

もう一つあるのですが、今、PCから見たら2015年12月11日のツイートが見えなかったので(別に魚拓を取って非難するのが目的ではないので)スマホから写すと「新生「クゥネル」も宜しくお願い致します!」と言った内容。

元々雑誌自体「ku:nel」なんだから「クゥ」だろうが「クウ」だろうが大した違いじゃない、と思われた方、是非ここは「考え方は人それぞれ」などと濁さずにちゃんと向き合って欲しいのです。それは「人の名前」に対してです。

私もよく名前の漢字を間違われます。

私の名前は「章史」です。「あきふみ」と読みます。

私は自分が親から貰った名前を大切なものだと思っています。もちろん普段から強く意識する訳ではありませんが、本当に良い名前を付けてくれた、と思っています。きっと私が生まれる時に、色々な想いを込めて、悩みに悩んで二人(もしくは祖父母や親戚も含めて)で選んでくれたのだと思います。本当に感謝しています。

私はよく名前を間違われます。姓が「鈴木」なので友人知人から下の名前で呼ばれることも多いです。読み方の間違いに関しては仕方ない部分もあると思います。私も間違わないとは言いません。それは気付いてくれた時点で覚えてもらえれば良い。

けれど、漢字に関しては、いつも複雑な気持ちになるのです。章史を「章文」とよく書かれるのです。

先日はメーカーからのお詫びの手紙で間違われました。

勿論私も絶対に間違えない、と言える訳ではないですし、間違うことがダメだと言っている訳ではありません。気付いたら直してくれればいい。私もさすがに最近はあまりに多いので慣れてきました。

ただ、先日あるメーカーが間違った商品を送ってきたことがありまして、連絡したところ代わりの商品をすぐに送ってくれました。間違えた商品の返送用の着払いの伝票も一緒に。更に丁寧に私の住所と名前も書いてあり、あとは送り返すだけで済むようになっていました。手書きのお詫びの手紙も入っていました。

ありがたいです。きっとちゃんとユーザーのことを考えて、そこまで気遣いをして下さったのだと思います。

普通ならファンになるかもしれません。けれど、このサポートの方、詰めが甘かったんです。

手書きのお詫びの手紙も返送用の伝票も、私の名前が「章文」になっていたんです。

お詫びがお詫びになってないでしょ。

ちなみに名前の漢字については一言添えて返送したのですが、その後特に連絡はありませんでした。名前の間違いに関してはどうでも良かったようです。

名前を大切に思っている人もいるのだということは、心に留めておいて欲しい。

クウネルに戻ります。新しく編集長になった淀川美代子さんも、バタバタしている中で急いで書いてしまったために、たまたまこの時だけ「クゥネル」になってしまったのかもしれません。実際冒頭のツイートでは「クウネル」になっていますし。恐らく気付いていないのだと思います。

ただ、このレビュワーの感じたように、「編集者にとって、自分の作る本は我が子同様なのかとずっと思っていましたし、タイトルを違えるなんて、ちょっと考えられないのですが。」と思う方もいるのです。名前というのはそれくらい大切です。他誌なら「ごめんなさい」で済むことでも、自分が編集長をしている雑誌の名前を間違えて発信してしまっては、(もちろん仕方ない部分もあるのですが)こういう風に思われてしまっても仕方ないのかな、と思います。

勿論私たちは常にミスをします。このことで鬼の首を取ったように過剰に非難することではありません。この文章を読まれて「単なる揚げ足取りじゃん」と思われる方も多いでしょう。

ただ、名前というのは人によってはとても大切にしているものでもあります。愛読者であれば編集者と同じようにこの雑誌を大切に思っている方もいると思います。

こうしたことをきっかけに、「名前」の大切さ、「世の中には名前を大切に思っている人もいる」ということに気付いてもらえたら嬉しいな、と思います。

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