[かぶ] ThinkPad 13 Chromebookが他の普及価格帯モデルと違う点。

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[かぶ] ThinkPad 13 Chromebookが他の普及価格帯モデルと違う点。

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Lenovo ThinkPad 13 Chromebook。Lenovoのお決まりのパターンなのかもしれませんが、もともと価格の安いChromebookとしては珍しく、更に値下げの価格攻勢に出ています。これは強い。対して性能差がない状態ではどのモデルであろうとさほど影響は出ないのですが、このモデル、この価格帯の現行のモデルの中では突出している点があります。

それがCPU。一番安いモデルでもIntel第6世代SkylakeであるCeleron 3855Uを積んでいます。

いや、Intelってだけなら他のモデルでも結構入ってるんですが、現行のChromebookの2万円〜4万円程度のモデルまで(つまり普及価格帯)だと、ここはだいたい、第4世代Atom、Braswellに属するN3050、N3060やN3150、N3160といったCPUを積んでいます。

パソコンやスマートフォンのスペック表って難しくありませんか?ここ最近当ブログではスマートフォン(最近は主にZenFone 3)やChromebookについて取り上げ、無駄にスペック表を作っては感想めい...

ここでは難しいことはあまり書きませんが、一般的なChromebookにイメージされるような使い方の場合には、実際この辺りで十分ではあります。

ただ最近一般的なWindowsラップトップPCでも搭載されているCore iやCore mを積んだChromebookを使ってきて感じたことがあります。それが、

たとえ多少オーバースペック、無駄なように見えても、実際CPUの性能差(体感差)はかなり違いが出てくる

ということです。もたつき、一瞬の処理待ち、といったストレスに繋がるものへの影響が、なまじChromeOSという軽快でシンプルな作りなOSなだけに、ダイレクトに変わります。うん、ちょっとわかりにくい表現だ。要は、Chromebookだろうが、CPU性能はやはり大きいということです。

実際、Chromebookでよく用いられる代表的なベンチマークOctane 2.0を目安にするなら、だいたい12,000を超えてくると一気に快適になります。ちなみに前述の一般的な普及価格帯のモデル(第4世代Atom、Braswell)だと大体7,500〜8,500。それに対してこのThinkPad 13 Chromebookは、第6世代SkylakeであるCeleron 3855Uを積んで、数値としては15,000強です。

価格を上げれば更に上のCPUのモデルももちろんあるんですが、現在ThinkPad 13 Chromebookは一番安いモデルでもこの3855Uを積んで実売$200切っています。

現状ではそれほどのパワーはChromebookには求められてはいないかもしれませんが、単にブログ更新やネット散策でも僅かながらでもこの違いは体感差としてはっきり出るので、13.3インチという大きさが合うのであれば、キーボードの快適さと合わせて、地味だけれど堅実なモデルとしてお薦めしたいモデルだなぁ、と改めて思います。

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