[かぶ] Chromebookを使う際に便利な「Android端末」「Android Wear」との組み合わせ(SmartLock for Chromebook)。

Chromebookを使っていて便利だなぁ、と思うのが、GoogleアカウントとChromeOS端末があれば、どこでもどの端末でも1分程度で普段と同じ環境が再現できるということです。データがクラウド上にあり、ChromebookなどのChromeOS端末はあくまで仮の箱に過ぎないからです。

[1351-201610] ChromeOSとはGoogleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまで仮の入れ物の内の一つです。 | Life Style Image
ここ最近Chromebookについて続けて書いてきています。このブログでは過去79回(この文章が80回目)色々な形でこの興味深いChromeOSというものについて触れてきていますが、最近は書くたびにありがたいことに以前に比べかなり多くの方にアクセスを頂けるようになりました。 そこで今回は、Googleの公式見解ではありませんが、私なりにChromeOSと、その代表的なツールでもあるChromebookの魅力と思想について書いてみたいと思います。 私が実家や出先でネットに繋いでの作業がしたくなったとき。 最初に一般的にもよくありそうなこのパターンについて考えてみたいと思います。今まででしたら、実家に帰った際には父なり母なりのマイコンピューターを借りて、調べ物をする必要がありました。 父や母はWindows PCなのですが、それぞれにバージョンも違えばスペックも違い、ましてアップデート等は不安なのでほとんどやっていません。また、使い方には先ほど「マイコンピューター」と敢えて書きましたが、それぞれの個性がありますので、下手なものは触れませんし、削除したり環境を自分が使いやすいように変えることも簡単には出来ません。 一般的には今まででしたら、PCというのは一人一台、それぞれの「マイ」コンピューターがあります。その箱(入れ物)の中に基本的には自分の環境も全て保存してあり、そちらが主。従としてのオンラインや外部ストレージのバックアップがあります。 最近はWindows PCもユーザー(アカウント)を作成して、複数人で一台のPCを共有することも出来るようになりました。ただし、その場合もシステム本体も含めあくまでPC本体にベースがあり、何か環境に手を加えれば、そのPC本体を使っている全てのユーザーに影響が出てしまいました。 あくまで自分の手元、自分のパソコンという入れ物で大切なものを保管し、作業するのが一般的な形。 環境もシステムも大切なデータも、基本的にはあくまで自分の手元、さらに言えば自分のパソコンの中で管理するものであり、それ以外のパソコンで使う際には、あくまで他人の環境を借りて、その中で自分のデータのみを動かす、というのが基本だったと思います。お金を貯金するのか、タンス預金するのかの違いですね。自分の手元に全て蓄えておくのが今までのパソコンの考え方です。
[1352-201610] ChromeOSは他OSを排除するものではなく、新たなスタイルを加えてくれるものの一つ。対応端末はそれを自然にしてくれるツールに過ぎません。 | Life Style Image
前回、 「ChromeOSとはGoogleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまで仮の入れ物の内の一つです。」 と書きました。 この考え方が腑に落ちると、ChromeboxやChromebit、更にChromebaseといったモデルの存在も少ししっくりくるのではないかなぁ、と思います。何故なら、 私たちはChromebookを買うのではなく、ChromeOSというスタイル(システム)を買っているからです。 仮の入れ物の内の一つ。ということは、仮の入れ物の形や数は幾つあっても構わないのです。 ChromeOSのスタイルを活かすには、現状では様々なChromeOS端末が楽であり自然。 ChromeOSというスタイルを活用するための数多くある内の手段の一つがChromebookに過ぎないのであって、時と場所によってはChromeboxやChromebitといった手段のほうが本領を発揮する時も多々あります。 「自宅ならWindowsやMacOSのハイスペックPCがあるのに、なんでわざわざ出来ることが限られているChromeboxなんて必要なんだ」 と思われる方もいると思います。ただ、ChromeOSというスタイルを使うには、自宅であろうがどこであろうが、ChromeOS端末を使うのが現状では最も楽であり、自然であり、便利なのです。 Chromebox | Chromeデバイス | ASUS 日本 どんな状況、環境、場所でもいつものスタイルでパフォーマンスに影響を与えない。 自分自身の生活や仕事のスタイルに合わせて、ChromebookやChromeboxなどを選び、時には組み合わせて使うことが出来る。そして、その日、その時に、それらのどれを使ったとしても、意識して同期させたり環境構築させたり、「あれ、あのデータはどれが最新だったかな」「あのPCの中だった」などと考えなくとも良い。 常にその日の状況にあったChromeOS端末を持ちだして、Wi-Fiに繋ぎ(端末によっては有線も可)、Googleアカウントでログインすれば環境はいつも同じです。 ちょっとパソコンの調子が悪いので‥アップデートに時間がかかって‥このPCには○○が入っていないので‥これは普段使っていないPCなので‥バージョンが違うので‥

ということは、Googleのアカウント(メールアドレスとパスワードの組み合わせ)は非常に重要で、これが漏れてしまうと誰でも簡単に入れてしまう、ということになります。そのため、不正アクセス等を防ぐために「二段階認証」を設定したり、パスワードを眺めの法則性のないものにしたり、としっかりした管理が必要です。

ただ、これが毎回Chromebookの起動のたびにその長いパスワードを入力するのが面倒だったりするのです。

そんな時に役立つのが、ChromeOSに標準で付いている「SmartLock for Chromebook」です。Androidスマホを使われている方は、「SmartLock」という名前は聞いたことがあるかもしれません。Androidスマホのロックを解除する際に、例えばAndroid Wearなど自分の信頼できるウェアラブル端末や、信頼できる場所(GPSによる自宅など)の場合にはロック解除のパスワードやPINが不要になる、というものです。使い方を間違えると若干不安は残りますが、こと普段使いに関しては非常に便利です。

そのChromebook版である「SmartLock for Chromebook」。私も愛用(設定)していまして、現在スマートフォンはASUSのZenfone 3(ZE520KL)と結びつけています。Zenfone 3の画面ロックが解除されている状態であれば、Chromebookのログイン時のパスワードが不要になります。

ここから更に発展させると、完全にGoogleに依存しきってしまいますが、とても便利な状態になります。それが現在愛用中のZenWatch 3などのAndroid Wearを身に着けている場合です。

ZenWatch 3(Android Wear)を腕にしている時のみ、Zenfone 3(Androidスマホ)が自動でロック解除出来ます。Zenfone 3がロック解除された状態であれば、Chromebookはログイン時にパスワードが不要。つまり、この3点を組み合わせて使っていると、Chromebookも(わざわざAndroidスマホのロックを手動で解除しなくても)ZenWatch 3を手首に巻いていればパスワードが不要になるのです。(Chromebookは1台だけでなく、手元にあるGoogleアカウントを入れてある複数台のChromebookで可能。)

と文章で書くと難しそうですが、実際は一度設定してしまえばあとは特に気にする必要もありません。Chromebookを使われている方はぜひAndroidスマホとAndroid Wearとの組み合わせで活用してみてほしいなぁ、と思います。

スポンサーリンク

スポンサーリンク